セーヌ川の女神(寓意)/Louis Petitot

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セーヌ川 La Seine の恵みを寓意する女神像だ。

ヴェルサイユ宮殿のルイ十四世の騎馬像の作者
Louis Petitot (1794-1862) による1846年の作品(石造)。

セーヌ川左岸とルーブル美術館を結ぶポン·デュ·カルーゼル Pont du Carrousel の左岸下流側の橋柱にあり、顔はやや左岸上流を向いている。
左脇に置かれた水瓶から溢れる水がセーヌの恵みを表す。

左右岸の上下流に置かれたそのほかの3体、産業 L’Industrie 、豊饒 L’Abondance 、パリの街 La Ville de Paris の寓意像とセットになってパリを誇る。
後ろはルーブル美術館ドノン翼、下流の橋はロワイヤル橋。

La Seine

 

 

la vert galant / アンリ4世

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サン=ジェルマン=アン=レー城 Château de Saint-Germain-en-Laye で撮った写真。

HENRI IV /  LA VERT GALANT  とあってアンリ4世のエピソードが綴られているのだが、写真としてルーブル美術館の中でも注目・必見絵画の一枚 < ガブリエル・デストレとその妹 Gabrielle d’Estrées et une de ses sœurs >(1594年作品で作者は不明)が使われている。それもそのはず・・・

la vert galant とは<伊達男>の意で、アンリ4世の愛称。絵のガブリエル・デストレはアンリ4世の愛妾。

フランスルネッサンスはフォンテーヌブローで花開き、École de Fontainebleau フォンテーヌブロー派と呼ばれる。前期はルネッサンス王と呼ばれるフランソワ1世が、後期はアンリ4世が力を注ぎフランス絵画のその後の隆盛の礎を築いた。

ガブリエル・デストレはアンリ4世の愛妾だが事実上の寵妃。

彼女がつまんでいる指輪は結婚を、妹が彼女の乳首をつまんでいるのはは妊娠(多産)を暗喩しているという。

<ナント勅令>の宗教戦争のさなか、28歳で3人の子供を残し死産で亡くなるまでの7年間の内助の功績は大きいといわれている。異例の国葬で葬儀が行われたことがその事実を示す。。

この絵は王が彼女の死後に描かせ風呂場のひとつに掲げていたものという。

下の写真はルーブル美術館 Musée du Louvre で撮影したもの。

Portrait présumé de Gabrielle d'Estrées et de sa soeur la duchesse de Villars / Musée du Louvre

Portrait présumé de Gabrielle d’Estrées et de sa soeur la duchesse de Villars / Musée du Louvre

<参考>アンリ2世の寵妃ディアーヌ・ド・ポワチエを描いた「Diane de Poitiers au bain」、François Clouet の作品。

ロータリーとモニュメント 38 フランソワ1世広場

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  フランソワ1世通りをはじめ広場を突き抜ける3本の道路、合計6道路が集まるロータリーであるフランソワ1世広場 Place François 1er のモニュメントは噴水 (マドレーヌ広場の泉) だ。

シャトレ座の建築家 ガブリエル・ダビウ (1823-81) の作品 (1864) 。
大理石で彫刻は Théophile Murguet による。

Pl.François 1er

フランソワ1世アンヴァリッド橋の右岸詰を直進せずに斜め左のフランソワ1世通り Avenue François 1er (モンテーニュ大通りを横切りジョルジュ・サンク大通りに至る) を少し行ったところだ。

フランソワ1世 (写真左) は晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチをアンボアーズ城に庇護したことで知られている16世紀前半のフランス王で、ルネッサンス王 Prince de la Renaissance と別称される。

<モナ・リザ>がルーブル美術館にあるのは彼のお蔭だ。

エッフェル塔百態 21  ルーブル美術館

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ルーブル美術館のシュリー翼に近いリシュリュー翼から対面のドノン翼を望むと
エッフェル塔 Tour Eiffel が見える。

Tour Eiffel - Musée Louvre

雨模様の日には美術館がもってこいだ。この日も人出が少なくゆっくり鑑賞できた。
中庭中央がピラミッド、対面がドノン翼、右端上にエッフェル塔 という構図だ。
バスが見えるところの右側に69番などのバス停があり、道路がルーブル美術館を貫いてリヴォリ通りとセーヌ川左岸を結んでいる。

シュリー翼からのエッフェル塔はこの様に見える。14/07/2017.

DSCN0999

  ルーブル美術館中庭 Cour Pyramide Napoléon から。
左はドノン翼、真ん中が カルーゼル凱旋門 Arc de Triomphe du Carrousel である。
凱旋門を潜るとカルーゼル公園を経てチュイルリー公園だ。

* * *

ルーブル美術館の至宝の一つ<モナ・リザ>はガラスによる保護をとおり越していまやガラスケースの中に収まっている。しかもこのケースにすら触れられないようになっているのだ。

8月に訪れた大英博物館でも至宝<ロゼッタ石>は同様にガラスケースの中だった。ナショナルギャラリーやヴィクトリア・アルバート博物館でも絵画等はすべて保護されていた。30年前にはロゼッタ石に触れて写真を撮ったのに・・

ミロのヴィーナス…ルーブル美術館

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何時みても心癒されるミロのヴィーナス (La Vénus de Miro) 像。

時計回りに一周してみましょう。

La Vénus de Milo-3

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1964年に日本で公開された際、京都市立博物館で初めて本物に出会ったものの、
押すな押すなの行列であっという間に正面から押し出される混雑で、
まともに鑑賞などできなかったことを思い出します。

それから18年経って約30年前にルーブル美術館で再会した時には何気に大広間に置いてあり、自由に触れることもできたことに非常に驚きました。

今では写真のように一応柵が張ってあり、触れることはできません。
事件があったこともあり、La Joconde (モナ・リザ Portrait de Mona Lisa ) も厳重なケースに入ってしまっています。