エッフェル塔百態 66                        人権宣言(フランス革命)200周年記念碑

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France Flag   今日7月14日はフランスの革命記念日 (パリ祭)  14 Juillet だ。  France Flag

今年は明々後日の17日からの滞在なので
残念ながら新大統領オランドを肉眼で見ることはできない。

エッフェル塔はフランス革命100周年を記念して1889年に建設されたものだが、200周年の際の記念塔も シャン・ド・マルス公園 Parc du Champ de Mars の一角にある。

人権宣言200周年記念塔で、1789<人間と市民の権利の宣言>1989とある (写真下) 。

フランス革命の基本理念である自由と平等などを謳ったいわゆる<人権宣言>(ラファイエット起草) の「宣言200周年」を示す人権記念塔 (イワン作) として建てられたものだ。

写真上の面には、アテネ、ローマ、ルクセンブルグ、
ボン、アムステルダム、コペンハーゲン、
裏面には、リスボン、マドリッド、パリ、ブラッセル、ロンドン、ダブリンの都市名がある。

ロータリーとモニュメント 55  ロシャンボー広場

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ロシャンボー広場 Place Rochambeau  のモニュメントは

アメリカ独立戦争の終盤の1780年7月にフランス遠征軍の最高司令官 (当時中将) として参戦したロシャンボー元帥 Maréchal Comte de Rochambeau の立像、Fernand Hamar (1869–1943)の作 (1933) だ。
翌1781年10月、大陸軍のワシントンとともに天下分け目の「ヨークタウンの戦い」でコーンウォリス侯爵率いるイギリス軍を破った。
この戦いでは海上封鎖したグラース提督、ラファイエットの陸軍部隊も勝利に貢献した。
ロシャンボー伯爵はこの功績で「アメリカ建国の父」の一人に数えられている。
台座右横には<フランス軍最高司令官 / 1781年10月19日ヨークタウンの奪取を記念して / アメリカ独立戦争 / 1775-1782>とある。
<ガリエラ美術館>はこのロータリーに面してある。

ロータリーとモニュメント 54 アメリカ合衆国広場 / La Fayette

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イエナ広場からイエナ大通りを通って凱旋門に行く途中にロータリー / グラース提督広場 Place Amiral de Grasse と接してアメリカ合衆国広場 Place des États Unis がある。

グラース提督 (1722-88) はアメリカ独立戦争でヨークタウン攻略のためのチェサピーク湾の海上封鎖で勝利に決定的な貢献をしたフランスの海軍中将。

広場の一番奥 (西側) には「ラファイエット La Fayette と ワシントン (1732-99) の像 Monument à Washington et La Fayette 」があり、また、中ほどに「ジェファーソン公園」もあり、全体が大きなロータリーになっている。
自由の女神像の作者として知らない人のいないアルザス / コルマール生まれのオーギュスト・バルトルディ Auguste Bartholdi (1834-1904) の作品 (1895) 。

<ギャラリー・ラファイエット>の名に使われている ラファイエット (1757-1834) はグラース同様侯爵で、駐フランス公使だったベンジャミン・フランクリンの支援要請に感銘し義勇兵として独立戦争に参加、ワシントン指揮下で少将として活躍した。後のフランス革命のフランス人権宣言の起草者として世界に知られている。

ギャラリー・ラファイエットの名は、オスマン大通りから始まるラファイエット通りとの角地に立地したことで商標登録したものらしいが、ラファイエット通り Rue La Fayette の名は1830年の7月革命時に国民軍司令官だったラファイエットを顕彰したものだ。
アメリカの学生たちが政治家・軍人・愛国者としてラファイエットに感謝をこめて建立した騎馬像がセーヌ右岸の Cours la Reine にある。
アメリカ合衆国の独立宣言を起草し、3代目の大統領となるトーマス・ジェファーソンはフランス革命勃発時のアメリカ合衆国駐フランス公使で、ジェファーソン公園にその記載がある。
<バカラ美術館>は広場の南側に面してある。10区にあったころ足繁く訪れたのが懐かしいが、ここに移ってからは一度きりだ。