ウインドウショッピング 5  Viaduc des Arts

   depuis  2001

古地図の修復や彩色を専門とするお店がヴィアデュック・デザール Viaduc des Arts にある。旧ヴァンセンヌ鉄道の高架下で、上はプロムナード・プランテだ (写真下) 。

写真の地図は Plan Roussel と呼ばれる1730年のパリの都市計画 Plan de Paris 図だ。

元の白黒の地図に手書きの彩色を施したもので、値段は3020ユーロ、内訳は白黒の原画355€、手書きによる彩色2050€、裏張り320€、フレーム295€ だそうだ。

Plan Roussel(1730)

当時のパリ市街地のスケールが西端をアンヴァリッド東端をバスティーユとする円形だったこと、近郊ではセーヌ川右岸でエトワール、ロンポアン、シャンゼリゼ大通り、トロン広場 (ナション) 、クール・ド・ヴァンセンヌ、パリ大通りなどが既にプランされていることが窺える。さらにセーヌ川左岸ではイタリア広場、ダンフェール・ロシュロー広場、ブルトゥイユ広場、シャン・ド・マルス等のプランが見て取れる。
Viaduc des Arts
高架の左方向がバスティーユ広場、並行して走る道路がド-メニル大通り Avenue Daumesnilでトラス橋の下を左右に横切るのがディドロ大通り Boulevard Diderot。
大通りの名となっている Diderot はダランベール d’Alembert とともに百科全書派と呼ばれる啓蒙主義の思想家で後のフランス革命に大きな影響を与えた。
ディドロ大通りを右に行くと Nation で放射道路の一つに同時代を代表する啓蒙思想家ヴォルテール Voltaire の名を冠したヴォルテール大通り Boulevard Voltaire がある。

この日は丁度骨董市 ANTIQITE-BROCANTE が開かれていた。