セーヌ川の女神(寓意)/Louis Petitot

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セーヌ川 La Seine の恵みを寓意する女神像だ。

ヴェルサイユ宮殿のルイ十四世の騎馬像の作者
Louis Petitot (1794-1862) による1846年の作品(石造)。

セーヌ川左岸とルーブル美術館を結ぶポン·デュ·カルーゼル Pont du Carrousel の左岸下流側の橋柱にあり、顔はやや左岸上流を向いている。
左脇に置かれた水瓶から溢れる水がセーヌの恵みを表す。

左右岸の上下流に置かれたそのほかの3体、産業 L’Industrie 、豊饒 L’Abondance 、パリの街 La Ville de Paris の寓意像とセットになってパリを誇る。
後ろはルーブル美術館ドノン翼、下流の橋はロワイヤル橋。

La Seine

 

 

Fontaine Louvois / 川の女神

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オペラ大通りの近く日本食店の並ぶサンタンヌ通りを入ったところ (Square Louvois) に川の女神をあしらった噴水がある。ルヴォアの噴水 Fontaine Louvois (1844) だ。
ジュール・クラグマン Jean-Baptiste-Jules Klagmann (1810-67) の作品。

フランスの4大河川である セーヌ川 La Seine・ロワール川 La Loire・ガロンヌ川 La Garonne・ソーヌ川 La Saône に敬意を表したもので、マロニエを背にそれらの女神像が美しい。
ソーヌ川はリヨンでスイスのレマン湖からくるローヌ川 Le Rhône に合流する支流なのだが、ローヌが男性名詞なのでソーヌを使っているわけだ。

女神の乗る水盤を支えているのはやはり4体の<いるかに乗ったトリトン>だ。トリトンはギリシャ神話の海神ポセイドンの息子で、波を操るホラ貝を手にし人魚のように具象される。

Fontaine Louvois

セーヌとガロンヌの女神は見えない。右の建物はリシュリュー通りに面するフランス国立図書館。

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左岸からルーブル宮に渡るカルーゼル橋の左岸下流側の橋塔はセーヌ川を表象する女神像(ルイ・プティトー作の坐像 1846) だ。左手に抱えた水瓶からこぼれる水でセーヌの恵みを表現している。

アルマ広場には LA SEINE の女性像があるがとても女神には見えない。