エッフェル塔百態 81 カルーゼル凱旋門/カルーゼル広場

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カルーゼル広場のカルーゼル凱旋門 Arc de triomphe du Carrousel とエッフェル塔。

カルーゼル凱旋門はチュイルリー宮殿 (1871年に焼失) 前のカルーゼル広場にオステルリッツの3帝戦などでの ナポレオン・ボナパルトの戦勝 を記念して1809年に設置された。

凱旋門の頭部には当初、ナポレオンが ヴェネチア Venise のサン・マルコ寺院から奪った<サン・マルコの馬 Chevaux de Saint-Marc >が置かれていたが、
王政復古後の1828年に現在のものに置き直された。

フランソワ・ジョゼフ・ボシオ  François-Joseph Bosio により彫刻 (コピー) された
「凱旋と勝利を表すクアリガ Quadrige ( 4頭立ての一人乗り二輪戦車 )」の
両サイドに金色で平和の女神を配す。

オリジナルの<サン・マルコの馬>はヴェネチア美術館にある。 ナポレオン1世の皇帝章

Germany Flag

東西冷戦時ベルリンの東西を分けた ブランデンブルグ門 にも 勝利の女神の乗った<クアドリガ>が置かれているが、この門をくぐったのはベルリンの壁が取り壊されて ( 1989年 ) 間もないころだった。
各所に壁の一部が残っていて、壁のコンクリート破片がお土産として売られていたころだ。

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今年の漢字は 「 金 」になりました。
ロンドンオリンピック 2012 や至近の山中伸弥京大教授からの連想が効いていると思います。

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Chapelle expiatoire  マリー・アントワネット と ルイ16世

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<Chapelle expiatoire 贖罪の礼拝堂>は 皇帝ナポレオンの失脚後7月革命までの 王政復古時代 Restauration (1814-30) に、ナポレオンの百日天下を挟んで王位にあったルイ18世 (在位1814-24) が兄のルイ16世とマリー・アントワネットのための礼拝堂として建設した後期新古典主義の建物だ (1826年完成) 。

カルーゼル凱旋門 や シャトウ・マルメゾン を建築した ピエール・フランソワ・レオナール・フォンテーヌ Pierre-François-Léonard Fontaine (1762-1853) の作品。

1793年にコンコルド広場においてギロチンで処刑されて後、サン・ドニ大聖堂に埋葬されることになる1815年までの間埋葬されていた元マドレーヌ墓地で、ルイ16世公園 Square Louis-XVI となっている。

見学は有料。メトロ9号線 St-Augustin 下車、オスマン大通りをサンラザール方向へ歩いて右側。

Chapelle Expiatoire / Square Louis XVI
Chapelle Expiatoire / Square Louis XVI

ロータリーとモニュメント 37  カルーゼル広場

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馬車の時代の名残だろう、今となっては公園管理の車などを除けば特に必要のない円形ロータリー。カルーゼル広場 Place du Carrousel のモニュメントはご覧の通り。

ルーブル宮のシュリ―翼からデファンスの方向を見ている。右側がリシュリュー翼で左側がドノン翼。間の Cour  Napoléon に大小二つのピラミッド、ルーブル美術館への出入り口になっている。

リシュリュー翼の右側にリヴォリ通りが走っていてデザインと高さを統一した建物がコンコルド広場まで連担しているのが分かる。

カルーゼル広場の向こうにカルーゼル凱旋門 Arc de Triomphe du Carrousel と凱旋門 Arc de Triomphe と重なって分かりずらいが 新凱旋門 Grand Arche との3つの凱旋門が見て取れよう。

エッフェル塔百態 21  ルーブル美術館

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ルーブル美術館のシュリー翼に近いリシュリュー翼から対面のドノン翼を望むと
エッフェル塔 Tour Eiffel が見える。

Tour Eiffel - Musée Louvre

雨模様の日には美術館がもってこいだ。この日も人出が少なくゆっくり鑑賞できた。
中庭中央がピラミッド、対面がドノン翼、右端上にエッフェル塔 という構図だ。
バスが見えるところの右側に69番などのバス停があり、道路がルーブル美術館を貫いてリヴォリ通りとセーヌ川左岸を結んでいる。

シュリー翼からのエッフェル塔はこの様に見える。14/07/2017.

DSCN0999

  ルーブル美術館中庭 Cour Pyramide Napoléon から。
左はドノン翼、真ん中が カルーゼル凱旋門 Arc de Triomphe du Carrousel である。
凱旋門を潜るとカルーゼル公園を経てチュイルリー公園だ。

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ルーブル美術館の至宝の一つ<モナ・リザ>はガラスによる保護をとおり越していまやガラスケースの中に収まっている。しかもこのケースにすら触れられないようになっているのだ。

8月に訪れた大英博物館でも至宝<ロゼッタ石>は同様にガラスケースの中だった。ナショナルギャラリーやヴィクトリア・アルバート博物館でも絵画等はすべて保護されていた。30年前にはロゼッタ石に触れて写真を撮ったのに・・