エッフェル塔百態 25  シャン・ド・マルス公園

    depuis  2001

Parc du Champ de Mars からのエッフェル塔。真正面がシャイヨー宮 ( Palais de Chaillot ) だ。イルミネーションの正面はシャイヨー宮側だが、エッフェル塔の全景を強調するにはシャン・ド・マルス公園側が良い。雑物が一切入らないからだ。そして何より順光である。

もう少し旧陸軍士官学校 Ecole Militaire の方に視点を移すと・・・

Tour Eiffel

写真上のエッフェル塔アーチを見ると<ロータリーとモニュメント>で案内した Foch の騎馬像が・・トロカデロと11月11日広場だ。

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少し公園の右の並木道の方に入ると。。。

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エッフェル塔百態 24  ノートルダム大聖堂

   depuis  2001

サン・ルイ島に架かるトゥールネル橋からのエッフェル塔。
セーヌ川を挟んで左にエッフェル塔、右にシテ島の上流端とノートルダム大聖堂という構図だ。バトウ・ムッシュ (Bateaux Mouches) に大勢の観光客が乗船している。
トゥールネル橋の左岸詰には鴨料理で有名な< La Tour d’Argent>  が、
右岸詰に <勇鮨> がある。

シテ島の最上流端を島側から見ると・・・

シテ島上流端-3

左は最先端ののぞき窓、強化ガラス製で水中に没しても大丈夫な構造、振り向くと中央の写真のような入口になっていて入ると右写真。フランスらしいといえばそうかも。
わざわざ行くほどのことはない。

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ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame を正面からと右横から見れば…
ゴシック様式とバラ窓が。。。

Cathédrale Notre-Dame-1

Cathédrale Notre-Dame-2

ツール・ド・フランス ( Le Tour de France ) 2010 シャンゼリゼ大通り

   depuis  2001

今年のツール・ド・フランスの最終日は7月24日の日曜日に決まった。昨年はシャンゼリゼ通り、一昨年はビブリオテーク・ミッテランの国立図書館前で観戦したが、今年はどこにするかまだ決めていない。

一昨年の場所はセーヌ川をトルビアック橋で右岸から左岸に渡った直後、フランス国立図書館前の直線コースでスピードが落ち絶好の観戦ポイントだと思いきや、あっという間に集団が通過、いかにもあっけなかった。昨年のシャンゼリゼ大通りは周回コースのためスピードはさほどでなかったものの観戦者や各国のチームの応援団が多すぎて場所取りが大変だった。少なくとも4時間前には観戦場所を確保しておく必要があるから。

撮影地点は  ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼでフランクリン・ルーズベルト大通りとの交差点だ。選手がシャルル・ド・ゴール・エトワールからコンコルド広場に向かって集団となって通過中だ。

実は、素人には選手団が到着する前に行われる車を使ったスポンサーによる広告宣伝が面白い。次から次へと時速40~50キロのスピードで走り抜けていく。それが2時間程度続くのだ。

お菓子類、水・ジュース類・帽子など様々な参加企業の商品が観客の方に投げられ、観客は我先にとこぞってそれを拾うわけだ。近年は安全を考えて投下される商品も限られてきて以前の賑いはない。

では、参加企業のいくつかを紹介して雰囲気を味わっていただこう。

 

 

左は2009年の物。Vittel のペットボトルなどにもロゴが入っていて、それを喜ぶ人もいる。<参加した>という気持ちになるのは確かだ。

リヨン駅 (Gare de Lyon) に行かれたら

   depuis  2001

南仏の方面に旅行するとか<ル・トラン・ブルー>で食事するとかでリヨン駅に立ち寄る機会があれば、リヨン駅正面右手にある RAPT の本社ビルを訪れるのもいいかも。

馬車の時代から現在に至るパリの交通の歴史が一目瞭然だ。写真は馬車からバスへの歩みで外から見たもの。馬がバスの頭部になったというイメージ。

RAPT-1RAPT-2RAPT-3

Gare de Lyon

リヨン駅正面。 Maison de la RAPT は右側建物の道路を挟んで右奥。

Opéra Garnier オペラ衣装デザイン展

   depuis  2001

2008年2月のことだが、オペラ座で過去に上演されたオペラの演目の衣装デザインや実際に使用された衣装の企画展示がオペラ座であった。デザイン三枚を紹介しておこう。

Opéra Garnier-1

Opéra Garnier-2

Opéra Garnier-3

おまけで、展示されていた絵を一枚。

Opéra Garnier-4

真ん中はカシニョール、両脇はコクトー。

これまで見てきた美術展で最も印象深かったのが嘗てポンピドーセンターで開かれた「ジャン・コクトー展」だ。写真撮影が禁止だったのかカメラを持ってなかったのか、おそらく後者だと思うが残念ながら一枚も写真が残っていない。

Opéra Garnier-5

Opéra Garnier 正面、オペラ大通りから。オスマン様式の建物との調和がよく、何度見ても飽きない。

Palais des Beaux Arts de Lille (リール美術館)

   depuis  2001

パリ北駅から TGV でノンストップ一時間、リール (Lille) の町にフランスでルーブル美術館に次ぐ規模だといわれている美術館がある。Palais des Beaux Arts de Lille である。

ユーロスター Eurostar はここから方向を転じてロンドンに向かう。タリス Thalys は直進してブリュッセル・アムステルダム・ケルンへと向かう。

Palais des Beaux Arts de Lille -1

Palais des Beaux Arts de Lille -2

 上が入口、下が全景で入り口は建物の左端にある。一角は大きな広場を挟んで手前にも向き合って類似の建物があり正に宮殿だ。

玄関ホールはいかにも重厚な造りだ。

Palais des beaux-arts de Lille-3

階段部分のステンドグラスも中々綺麗だ。


Palais des beaux-arts de Lille-4

それでは展示作品のいくつかを紹介しよう。
フランドル地方では何と言ってもブリューゲル。
リールは中世にはフランドル伯の領地であった。

Palais des beaux-arts de Lille-5

スペインの画家 ゴヤ の作品2点。

Palais des beaux-arts de Lille-6

 ビュッフェの作品           ピカソの作品

ビュッフェの作品は    最近入手したもののようで、ピカソの<毛皮の襟を着けたオルガ Olga au col de fourrure (1923) >と並べて絵画部門の部屋に入る最初の部屋に展示されていた。

当サイトへのアクセス数が多いので写真を三枚追加した。

エッフェル塔百態 21  ルーブル美術館

   depuis  2001

ルーブル美術館のシュリー翼に近いリシュリュー翼から対面のドノン翼を望むと
エッフェル塔 Tour Eiffel が見える。

Tour Eiffel - Musée Louvre

雨模様の日には美術館がもってこいだ。この日も人出が少なくゆっくり鑑賞できた。
中庭中央がピラミッド、対面がドノン翼、右端上にエッフェル塔 という構図だ。
バスが見えるところの右側に69番などのバス停があり、道路がルーブル美術館を貫いてリヴォリ通りとセーヌ川左岸を結んでいる。

シュリー翼からのエッフェル塔はこの様に見える。14/07/2017.

DSCN0999

  ルーブル美術館中庭 Cour Pyramide Napoléon から。
左はドノン翼、真ん中が カルーゼル凱旋門 Arc de Triomphe du Carrousel である。
凱旋門を潜るとカルーゼル公園を経てチュイルリー公園だ。

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ルーブル美術館の至宝の一つ<モナ・リザ>はガラスによる保護をとおり越していまやガラスケースの中に収まっている。しかもこのケースにすら触れられないようになっているのだ。

8月に訪れた大英博物館でも至宝<ロゼッタ石>は同様にガラスケースの中だった。ナショナルギャラリーやヴィクトリア・アルバート博物館でも絵画等はすべて保護されていた。30年前にはロゼッタ石に触れて写真を撮ったのに・・

ロートレックを訪ねて

   depuis  2001

ロートレックを Naucelle に訪ねた。2005年11月のことである。
easy Jet でツールーズまで行き、あとは SNCF を使った。駅からはタクシーか徒歩20~30分なのだが時期外れのためかタクシーがなく駅員に相談したところ、電話をしてくれ迎えに来てくれるという。

Naucelle 駅は小さな田舎駅で、写真左はホームから出口を見たところである。左が Toulouse 右が Rodez  の方向である。
しばらく待っていると齢70代後半と思われる品の良い小柄なお婆さんが来てくれた。この方が Toulouse Lautrec の遠縁にあたる管理人さんであった。

家の案内、ロートレック幼少期の説明などお世話になったが、今もご健在だろうか?
7年近く経ちましたが、今もご健在だそうです。2012.05.25.

ロートレックが幼少期に過ごした館である。アルビの生家から馬車で行き来していたという。

右の写真中央の出入り口に見える人影がロートレックの遠縁にあたる管理人さんである。

館の玄関口は写真の向こう側で、こちら側は下の写真で窺えるように、傾斜地を利用した広々とした庭園になっている。

 

 

居間の壁に幼少期のロートレックが描いた絵がそのまま残されていた。

馬車と牛と馬だと思われるが才能を感じ取れるだろうか?

ロートレックの生家のあるアルビ (Albi) はToulouse と Naucelle  の間の町である。
Albi にはMUSSE TOULOUSE LAUTREC ( ツールーズ・ロートレック美術館) がある。

 

 

 

 

 

左は駅舎で、手前が旧市街で坂道の多い高台になっている。鉄道右手で、ボルドーで大西洋に注ぐフランスの大河 ガロンヌ川の支流 Le Tarn を渡河する。美術館は徒歩で直ぐだ。

美術館はBerbie 宮殿の一角 元司教館を改築したものである。

6年前にここを訪れた時には展示作品にこれといったものがなく、ロートレックが初めて手がけたポスターとして有名な AMBASSADEURS aristide BRUANT の畳半畳とか一畳もある習作がただ雑然とと言われても仕方のない状態で展示されていたことしか覚えていない。 きっとまだ整備中だったのだろう。

 

 

左が美術館入り口。
窓にロートレックのロゴ HTL が見える。

 

 

 

 

 

右が Berbie 宮殿をタルン川 Le Tarn の対岸から見たところ。

 

 

 

左は旧市街の東端の古い橋と堰。
この落差を利用して中央の建物で製粉が行われていた。閘門も付属している。
宮殿側から見たところ。

 

 

 

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d’Art Moderne の殿堂であるニューヨークの MOMA (The Museum Of Modern Art) に当時のムーラン・ルージュの人気ダンサーであった ラ・グリュー を描いた油絵がある。
「ムーラン・ルージュに入るラ・グリュー La Goulue arriving at the Moulin Rouge (1892) 」と呼ばれる油絵で、デフォルメがすばらしい。

Lautrec  MOMA

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それではムーラン・ルージュ ( Le Moulin Rouge ) に行ってみよう。

昔と違って随分今風に改装されてはいるが、暫くいると30年前を徐々に思い出す。薄暗い玄関ホールにロートレックのいた19世紀末から20世紀初頭のポスターや絵が飾られていたような記憶がある。中に入らなくても外見だけでも見てみよう。

左は外観。右は玄関入口。
メトロ2号線 Blanche が最寄駅。ここはモンマルトルの丘をサクレ・クール聖堂まで登って降りてくるプチトランの発着場でもある。

Moulin Louge - 3

入口左の壁に描かれたフレスコ画。左上にキャンパスに向かって絵筆をとるロートレックが描かれている。
映画 「ムーラン・ルージュ」 に これと同じ場面がある。

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2009年11月から12月にかけて東京渋谷の文化村で
<ロートレック・コネクションー愛すべき画家をめぐる物語>と題する美術展がありました。

会場入り口と入場券です。

Reinede Joie par Victor Joze

 

 

渋谷まで出向いたのは案内広告が入場券でも使われている<快楽の女王>であったからです。

デジタル技術を使用したリトグラフもどきが2万円程度で売られていたのには驚きました。フランス製です。素人目に区別は付きません。複製表示の義務付けもなしだそうです。

Reine de Joie (1892) は 彩が鮮やかでお気に入りのコレクションの一つです。因みに、Victor Joze はポーランドの作家  Jose Dorbski のペンネームです。1892年の作品です。

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ロンドンの THE  COURTAULD  Gallery で<TOULOUSE-LAUTREC AND JANE AVRIL   Beyond the Moulin Rouge> と題してロートレック展が開かれていることを知ってロンドンを訪れた。

ギャラリーはサマーセット・ハウスのテームズ川の反対側に入っているがウォータールー橋に沿う川側から入られることをお勧めする。

Summerset House は巨大な建造物で上右がテームズ川側を見たところで正面に見える建物が四角に中庭を取り囲んでいる。ギャラリーは手前で入り口正面が写真上左、ロートレックの企画展は左右の進入路から見えるように立て看板が置かれている。
クラーク美術館 Clark Art Institute が持つ<Jane Avril (1892)>が展示、ポスターに使用されている。

978ムーランルージュを去るジェーンアヴリル

上の油絵は是非見てみたいと思っていた作品、Wadsworth Atheneum 所蔵の<ムーランルージュを出るジェーンアヴリル Jane Avril Leaving the Moulin Rouge (1892)> です。

ニューヨークの MOMA 美術館 からは3点の出展があったがそのうちの一点は既に紹介した作品<ムーラン・ルージュに入るラ・グリュー>でした。

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ギャラリー・イグレックに展示中の2011 / ロートレック展のポスター

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2012.08.10 オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館を訪れた。3度目の訪問だ。

ゴッホ美術館のロートレック/アムステルダム

1886年にアントウェルペンからパリに出たゴッホは1887年11月にロートレックらと共同展を開いている。また同年、ロートレックはゴッホの肖像画を描いている。ゴッホ34歳、ロートレック23歳。

ゴッホ美術館はツールーズ・ロートレックの油絵 <白粉を置いたカフェのテーブルに肘をついた女 Poudre de riz (1887) >(ゴッホがパリジャンを典型的に捉えたイラストと評価して、テオが購入した) のほか、1300点近くのリトグラフを所蔵している。
数多くの所蔵コレクションの中から100点を選んで 9月15日まで 特別企画展 Beauty in abundance を開催中であったので訪れることにした (14€) 。

ナショナル・ギャラリー所蔵作品<ガブリエルの肖像 (1891) >の展示もあった。

ギャラリー・イグレック所蔵の2作品も展示されていた。

 

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改装なったオルセー美術館にロートレックを見に行った。
写真撮影がフラッシュなしでも禁止となったようだ。が、携帯で撮っている人は少なくない。美術館ビジネスは日本程ではないにせよ世界中に蔓延している。有名どころはどこも人であふれていて昔のようにゆっくり見とれているというわけにはいかない。
学生や絵心のある人が模写している風景もあまり見かけなくなった。

メインの大作を二枚。Panneau pour la baraque de la Goulue, à la Foire du Trône à Paris (1895)。切り分けられ (1926) 、合成された (1930)。                  2012.08.05.

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La revue blanche / Misia Sert / Toulouse-Lautrec

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ミシア・セール Misia Sert (1872-1950) はピアニストであり、多数の画家や詩人の助言者 Égérie であり、20世紀初頭のミュージシャンだったとされ、パリの女王 Reine de Paris と呼ばれた。
19世紀末から20世紀初頭のパリの美術・文芸活動をリードした (1880-1903) 文芸誌 La revue blanche の創業者の一人タデウシュナタンソン Thadée Natanson (1868-1951) の妻だった。Toulouse-Lautrec (1864-1901) の< La revue blanche (1895) > は、この文芸誌のためのポスター (リトグラフ) を彼女をモデルにして描いたものだ。
ココ・シャネル Coco Chanel (1883-1971) が唯一信頼した女性とかでも大変有名なその時代のミューズだそうです。

エーゲリア Égérie (ミューズ)はローマ神話の泉のニンフ(女神)で、女性の助言者を比喩する。ミューズはギリシャ神話の音楽・文芸の女神。ギャラリー・イグレック所蔵

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ボレロを踊るマルセル・ランデ / ロートレック

 

ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) が 1995-96 に描いた油絵
<ボレロを踊るマルセル・ランデ Marcelle Lender dansant le boléro dans Chilpéric >。

1900年当時のパリを彷彿させる象徴としてワシントン・ナショナルギャラリー National Gallery of Art, Washington からお里帰りしてきた。縦横ほぼ1.5mの大作。
マルセル・ランデ (1862-1926) はロートレックお気に入りのダンサーの一人。
1968年に京都で盗難事件のあった (7年の時効直後に見つかった) アルビのロートレック美術館所蔵の<マルセル Marcelle (1894) >と同一人物だ。

Marcelle Lender dansant le boléro dans Chilpéric / National Gallery of Art, Washington

Marcelle Lender dansant le boléro dans Chilpéric / National Gallery of Art, Washington

パリ市立のプチ・パレ美術館で開催されている<La Ville Spectacle  PARIS 1900>にて。2014.08.10.

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ロートレックの装丁画 / 闘牛

Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の描いた珍しい装丁画<闘牛 La Taureaumachie (1894)>がプチ・パレ Petit Palais で催された<パリ 1900 展>で展示されていた。

ナンシーの René Wiener (1855-1939) が<裸のマヤ>のゴヤ Francisco de Goya (1746-1828) のエッチング集を出版するに当ってその表紙を飾る絵をロートレックに依頼したもの。

デザインを構想するため闘牛の見物をするなどして先ず油絵 (1894・55.5x72cm) を描いた。ただし、-GOYA –   LA  TAUREAUMACHIE の文字はない。

La Taureaumachie / Henri de Toulouse-Lautrec

La Taureaumachie / Henri de Toulouse-Lautrec

2014.08.10.

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自由劇場 Le Théâtre-Libre とロートレック

パリ現代演劇の父とも言われるアンドレ・アントワーヌ André Antoine (1858-1943) が起こした<自由劇場 Le Théâtre-Libre> での公演プログラム。
<倒産及び詩人と金融資産家のプログラム Programme de Une faillite et Le poète et le financier,8novembre 1893.>、ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) によるリトグラフと紹介されている。
<パリ市立歴史図書館 Bibliothèque historique de la ville de Paris> の所蔵。

Programme de Une Failliteet Le poète et le financier,8novembre 1893 / Théâtre-Libre / Henri de Toulouse-Lautrec

演目「倒産」はノルウェーのノーベル賞作家ビョルンソンBjørnstjerne Bjørnson (1832-1910) の作 (1874) で、
アンドレ・アントワーヌがステージングし主人公を演じた。
もう一つの演目はフランスの劇作家モーリス・ヴォガール (1863-1918) の作品だ。このリトグラフはギャラリー・イグレックでも所蔵している。ピガール広場に至る 37 rue André-Antoine に自由劇場に関する 銘板が設置されている。

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竹久夢二展  ベル・エポックを生きた夢二とロートレック

竹久夢二 (1884-1934) 生誕130周年を記念して、岡山高島屋で竹久夢二展が開かれています。岡山・瀬戸内市の<夢二郷土美術館>等の主催です。

ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) より20年後の生まれですが、19世紀後半から1914年までのパリの良き時代/ベル・エポック Belle Époque を共に生きた世代ではあります。
サントリー・ポスターコレクションから<ディヴァン・ジャポネ>や<ムーラン・ルージュ グリュ>のポスター、週刊風刺雑誌「Le Rire」の表紙を飾ったロートレックの作品 (コロタイプ) 等の展示がありました。

夢二の木版画の記念限定増刷の予約が可能な作品があります。
増刷できる原版が在ること、再現できる刷師がいることが必須になりますが
これからは益々難しくなるようです。

木版画 (夢二) にしろ石版画 (ロートレック) や銅版画にしろ、原画を描いた画家 (イラストレーター) の名は残りますが、彫師や刷師の名は残りません。学芸員の方から色々とお話を伺うことができました。

竹久夢二展 / 高島屋 岡山

竹久夢二展 / 高島屋 岡山

竹久夢二がパリを訪れたのは1932年のことです。

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ロートレック生誕150周年 / 2014 / アルビ Albi

昨年はトゥールーズ・ロートレック Toulouse-Lautrec (1864-1901) 生誕150周年だった。
ド・ゴール大通りに面したメディアテーク Médiathèque d’Albi-centre Pierre-Amalric (2001) に残るロートレックの大写真。今日も熱波に加えて日差しがきつい。

150ème anniversaire de la naissance de Toulouse-Lautrec / Médiathèque Pierre-Amalric / Albi

150ème anniversaire de la naissance de Toulouse-Lautrec / Médiathèque Pierre-Amalric / Albi

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ロートレックの生家 / アルビ Albi

トゥールーズ・ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の生家 、
(旧) Hôtel du Bosc 。

アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック通り Rue Henri de Toulouse-Lautrec を右に進めばサント・セシル大聖堂 Cathédrale Sainte-Cécile は直ぐそこだ。

今回は猛暑のため、幼少期に馬車で遊びに行っていたという
<ボスク城 Château du Bosc >には行かなかった。

Maison Natale de Toulouse-Lautrec / Albi
Maison Natale de Toulouse-Lautrec / Albi

サント・セシル大聖堂 Cathédrale Sainte-Cécile と<トゥールーズ・ロートレック美術館>を
サント・セシル広場に面したカフェから見た。

トゥールーズ・ロートレック美術館は大聖堂に隣接する (元) 司教の宮殿 Palais de la Berbie にある。13世紀、タルン川 Le Tarn 畔に聳え立つ要塞として建設された。赤レンガ造りだ。

Cathédrale Sainte-Cécile / Palais de la Berbie / Musée Toulouse-Lautrec
Cathédrale Sainte-Cécile / Palais de la Berbie / Musée Toulouse-Lautrec
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トゥールーズ・ロートレック美術館 / アルビ Albi

宮殿に収容されている美術館内部は赤レンガ造りのアーチ群で修復されている (2012) 。
前回訪れたとき (2000) の面影が探せない。
タルン川 Le Tarn を臨むバルコニー手前の近代的展示室。
奥に2点、Reine de Joie (1892) 、右に2点、La revue blanche (1895) 
ポスターと習作が並べて展示されている。
La revue blanche の習作のタデウシュナタンソン Thadée Natanson 夫人の顔が気に入った。
ギャラリー・イグレックではこれらのリトグラフを所蔵している。

Musée Toulouse-Lautrec / Albi
Musée Toulouse-Lautrec / Albi

束の間の征服/ロートレック/オーギュスタン美術館

 

Conquête de passage / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée des Augustins / Toulouse
Conquête de passage / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée des Augustins / Toulouse

トゥールーズ Toulouse にあるオーギュスタン美術館 Musée des Augustins で、ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の<束の間の征服 Conquête de passage (1896)>等を鑑賞した。別名<コルセットを着ける女>の方が分かりやすい。

キャンバスに張った Marouflé の紙に黒チョークとオイルで描いたチョーク画。

トゥールーズ・ロートレック伯爵アルフォンスが寄贈した(1904)もの。

巻き髪をする女性 / ロートレック

 

Femme se frisant / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée des Augustins / Toulouse
Femme se frisant / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée des Augustins / Toulouse

トゥールーズ Toulouse にあるオーギュスタン美術館 Musée des Augustins で、ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の<巻き髪をする女性 Femme se frisant (1891)>を見れる。

カールする女等と紹介されるこの絵は「厚紙に描いた油絵」で、父親であるトゥールーズ・ロートレック伯爵アルフォンスが寄贈した (1904)もの。

新装なったロートレックの町 / アルビ Albi

昨年 (2014) はロートレック生誕150周年でした。
また、「アルビの司教都市」として世界遺産になり(2010) 町の整備が進みました。

写真はド・ゴール将軍大通り Avenue Général de Gaulle のアルビメディアセンター Médiathèque d’Albi-centre Pierre-Amalric 前からアルビ国立劇場 Scène Nationale d’Alb (2014) を見たところです。ロートレックの作品 (左にもう4枚) で修景されています。

左突き当たりがラペルーズ広場 Place Lapèrouse でここから先が旧市街です。

150ème Anniversaire de la Naissance de Toulouse-Lautrec / Albi
150ème Anniversaire de la Naissance de Toulouse-Lautrec / Albi

右の絵は<クリスマスの晩餐会のメニューカード>にあるロートレック (1896) 。

ロートレックの版画集「彼女たち ELLES」

ロートレックを魅了した女性

黒の長手袋をイラストしたロートレック

ロートレックの世界で「黒い長手袋」といえば歌手のイヴェット・ギルベール Yvette Guilbert (1865-1944) を指します。レジオン・ドヌール勲章を受賞 (1932) しています。

Couverture de l'Album Yvette Guilbert / Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) / Musée Van Gogh / Amsterdam
Couverture de l’Album Yvette Guilbert / Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) / Musée Van Gogh / Amsterdam

彼女のために、熱烈なファンだった美術評論家のギュスターヴ・ジェフロア Gustave Geffroy (1855-1926)  がアルバムの発行を企画して、「レスタンプ・オリジナル (1893-95)」の発行者であるアンドレ・マルティ社  Chez André Marty に100部限定で制作を依頼、ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) が挿絵を受け持ちました (1894) 。
16ページ全てに彼女を描いた挿画があり、彼女が活躍していたカフェ=コンセール (演芸喫茶) の情景を評論しました。
写真はその表紙で、ピアノの上に置かれたイヴェット・ギルベールのトレードマークである「黒い長手袋」と「パフ」を簡潔・大胆にイラストレーションしています。下段に価格:50フランとあります。

アンドレ・マルティの版画集とロートレック

アンドレ・マルティ André Marty が10回に亘って95点の作品を100部限定で頒布出版した(1893-95) 版画集<レスタンプ・オリジナル L’Estampe originale>の第1号の表紙を飾ったロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の6色刷りリトグラフ(1893)です。

刷師はロートレックが使っていたアンクール Edouard Ancourt 印刷所のコテル爺さん Père Cotelle、出来栄え(刷り具合)を観ているのはダンサーでありアートにも造詣の深かったジャンヌ・アヴリル Jane Avril (1868-1943)です。
版画家と刷師との関係を覗うことのできる作品です。Musée Van Gogh

今日はロートレックの誕生日です。

Couverture de L'Estampe originale / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée Van Gogh / Amsterdam

Couverture de L’Estampe originale / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée Van Gogh / Amsterdam

何気にロートレック / リッツ / ヴァンドーム広場

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Toulouse-Lautrec / Ritz / Place Vendôme
Toulouse-Lautrec / Ritz / Place Vendôme

ホテルリッツのブティック回廊に入る手前にトゥルーズ・ロートレック Toulouse-Lautrec (1864-1901) の画 (段ボールにオイル) が飾られている。左は Toilet 。
キャンバスに張った Marouflé の紙に黒チョークとオイルで描いたもの。ジェーン・アヴリルの様にもラ・グーリュのようにも思えるが・・そうではなくて、横顔の女 (マダム ルーシー) Femme de profil (Madame Lucy) のようだ。

ロートレックによる<横顔の女>オルセー美術館

ブリヂストン美術館のロートレックをオランジュリー美術館で

ブリヂストン美術館の名品−石橋財団コレクション展 Tokyo-Paris Chefs-d’œuvre du Bridgestone Museum of Art, Collection Ishibashi Foundation >がオランジュリー美術館 Musée de l’Orangerie で開催中(au 21 août 2017)。東京/八重洲は閉館中らしい。

ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) の油絵作品<サーカスにて: 舞台裏で (1887頃) Au cirque : dans les coulisses (vers 1887)>の展示があった。

Au cirque : dans les coulisses (vers 1887) / Henri de Toulouse-Lautrec

 

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La femme aux gants / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée d'Orsay
La femme aux gants / Henri de Toulouse-Lautrec / Musée d’Orsay

<手袋を持つ女性 La femme aux gants (1890) >はトゥールーズ・ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901) がモンマルトルのフォレ爺さんの庭 Jardin du père Forest で描いた肖像画の一枚で、印象派的な代表作品。大きな帽子をかぶったエレガントな女性を描いている。

Divan Japonais / Henri de Toulouse-Lautrec
Divan Japonais / Henri de Toulouse-Lautrec

イヴェット・ギルベールYvette Guilbert (1865-1944) が有名になった (1891) カフェ・コンセール Divan Japonais  (日本の長椅子) のポスター<Divan Japonais (1892) >において観客席で (作家の Édouard Dujardin と並んで) イヴェット・ギルベールのショウを観るジャンヌ・アヴリル Jane Avril (1868-1943) のイメージに使われたとされる。

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「三菱一号館美術館」で開催中のパリ♡グラフィック展に行ってきました。
ロートレックのリトグラフを多数所蔵しているアムステルダムの<ゴッホ美術館  Van Gogh Museumから多数出張してきていました。
イヴェット・ギルベールのアルバム<レスタンプ・オリジナル L’Estampe originale>
等を出版したアンドレ・マルティAndré Marty をモデルにしたアドルフ・ヴィレット Adolphe Willette (1857-1926) の作品<The Publisher André Marty (1894)>もその一つです。
「A san ami Marty   A.Willette : 私の友人Martyへ A.Willette」と彫られています。

The Publisher André Marty / Adolphe Willette / Van Gogh Museum

「三菱一号館美術館」の外観:丸の内ブリックスクエア から

三菱一号館美術館 / 丸の内ブリックスクエア

エッフェル塔百態 20  リュクサンブール公園

   depuis  2001

リュクサンブール公園からのエッフェル塔。
エッフェル塔はこのポジションからしか望めない。

Tour Eiffel Jardin du Luxembourg

右端の建物はリュクサンブール宮でフランス国会の上院、中央緑の奥がリュクサンブール美術館。間に金色のアンヴァリッドも顔を覗かせている。

少し左側に移動すると・・・2013.07.29. ヨットの貸し出しがあって、子供たちがヨットの動きに合わせて池の周りを走り回る夏の風物詩。

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4月初め新緑の公園の様子を3枚。

Jardin du Luxembourg
Jardin du Luxembourg
Jardin du Luxembourg

マロニエは花こそ咲いていませんが新緑そのもの、プラタナスは芽吹き始めるといったところでしょうか。モニュメントを取り巻く花々も早春を感じさせてくれますね。
写真中段はラジオ開発のパイオニアー、ブランリィの石像。

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7月末 夏のリュクサンブール公園を3枚。

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ポール・ヴェルレーヌ Paul Verlaine

エッフェル塔百態 19  ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼ

    depuis  2001

四季の花々で年中埋め尽くされているロン・ポワン・デ・シャンゼリゼ Rond-Point des Champse-Élysées から見るエッフェル塔である。

この写真は今年の4月のもの。円形に配置されている花壇をさらにぐるっとマロニエの並木が取り囲んでいる。

エッフェル塔の方角はシャンゼリゼ大通りとジョルジュサンク大通りとともに黄金のトライアングルの一角を構成するモンテーニュ大通り。

2010年のツール・ド・フランスと2011年のパリ祭とはここに場所取りした。

エッフェル塔百態 18  コンコルド広場

    depuis  2001

      コンコルド広場から見たエッフェル塔である。

この日は2010年7月のツール・ド・フランスの最終日で、
コース管理の状況やディスプレイが覗える。周回するコンコルド広場と凱旋門との間シャンゼリゼ大通りは観戦者で最も賑わう場所である。

ツール・ド・フランスについては別稿で紹介する。

Musée Foujita・・・藤田嗣治の足跡を追う 日本人留学生会館 カフェ ル・ドーム 藤田博物館 シャペル フジタ モンパルナス美術館 ランス美術館 ランス大聖堂

  depuis 2001

 パリで最も有名とされる日本人画家<藤田嗣治>の足跡を追ってみよう。

先ず、トラムT 3a に乗って Cité Universitaire で下車、
徒歩で<日本留学生会館>に行ってみよう。

数ある世界各国の会館に比べるとこじんまりとはしているが、そのロビーに藤田の大作が寄贈されている。写真でうかがえるように金屏風に描いたもののようだ。

Foujita

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Foujita

風格と力強さが伝わってくる超大作だ。  (2002.12 撮影)

異国の地にある留学生に日本人としての自信を与え続けてきたことだろう。

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モンパルナス大通りとラスパイユ大通りとの交差点に<カフェ Le Dôme >がある。
藤田がモンパルナス界隈で仲間の画家たちとたむろしていた頃のたまり場だ。
今ではちょっとした高級店になっているが、勇気を出して入ってみよう。

1898年 アールヌーヴォーの時代の建築で内装も同様式なので一見の価値がある。その片隅に当時の藤田らの写真が展示されている。モジリアーニ・ザッキン・ブラック・ピカソ等エコール・ド・パリ派の面々。https://galeriey.wordpress.com/2011/04/25/762/

Le Dôme

 メトロ4号線 Vavin で下車

この時期、藤田が住んでいたアレジアの近くのトンベ通りを描いた絵があるのだが、現在ではその面影は全く残っておらず場所を特定できない。
モンパルナスといえどもその頃は片田舎の風情だったと思われる。

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いよいよ<Musée Foujita>に行ってみよう。

世界大戦のせいもあり日本とフランスを行ったり来たりだった<藤田嗣治>が晩年を過ごした住居とアトリエが Musée Foujita となっている。
アトリエ横の外壁に貼られた銘板には次の記載がある。

MAISON-ATELIER FOUJITA

Peintre de l’Ecole de Paris

1886-1968

アトリエの外観は写真左、メゾンは右のとおりでジベルニーのモネのそれと比すれば極めて質素なものだ。

しかし、中に入ると少なくとも私が他で見たことのない素晴らしさだ。
今にも藤田が 「ただいま。」 と言って帰ってきても不思議のない雰囲気が今も保たれているのだ。

彼は絵だけでなく額縁の制作からシャペルのデザインに至るまで多才で器用な人で、だからこそあのパリ画壇を震撼させた乳白色の絵の具を開発できたのだろう。

 

 

Foujita Atelier

Chapell Foujita の模型が中央に見える。
絵筆、画材、工具など夥しい遺品が藤田が今ちょっと外出しただけという雰囲気で展示されている。圧巻である。

それでは代表的な絵を2点。

 

 左は藤田と愛猫 ちょっと見ではどれも同じに見える多くのヴァリエーションがあるが、藤田の代表作の一つ。

 

 

 

 

 

 

右は<乳白色の女>でパリ画壇に新風を吹き込んだ藤田の絵そのもの。これは大作だが、この中の一体一体も作品として残されている。

徒歩で5~6分歩いて教会付属の墓地に行ってみよう。ここに藤田のお墓がある。

Foujita の墓碑

お参りに来ていた人の話だと、「現在は藤田の遺体はこのお墓にはない。」とのことであったが、墓標にたっぷりお水をかけてお参りをしておいた。

Musée Foujita (Maison-Atelier FOUJITA) へのアクセスはRER B4 線に乗って Gif-sur-Yvette で下車、Bus で Mairie du Villiers-le-Bâcle 下車。

 参考 : RER  Metro  Bus 路線図 (路線図をクリック、出た画面上でRER ならRER をクリックするとRER の路線図が出ます。)

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藤田の遺骸が<ランスの礼拝堂>に移されたのは 2003年10月6日、
死後35年目のことである。奥に見えるのが Chapelle で、アトリエで見た宗教画のフレスコで内部が飾られている。

CHAPELLE FOUJITA

アトリエの模型と同じ形であるのが分かる。

ランス大聖堂に行かれる場合は是非立ち寄られることをお勧めする。ただし、開館しているのは5月2日から10月31日まで、かつ14時から18時の間のみであることに注意。

 アクセスはパリ北駅から TGV もしくは SNCF に乗車、Reims で下車。

Chapell Foujita

礼拝堂のフレスコ画とステンドグラスの一部。写真撮影は禁止。

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最後におまけで一枚。確かメゾンの方に展示してあったと思うが、Foujita らしさの漲る作品。

Foujita

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Belgium Flag

20世紀の終わり頃だったと思うが、家族でブリュッセルに牡蠣とムール貝を食べに行ったことがある。ついでに王宮美術館に寄った際、藤田の大作2枚が展示されていた。そのうち一枚は例のアトリエでの猫と自画像だった(上の写真はその部分図で川之江にあるのもそのひとつだ)。先だってリエージュを訪れるにあたってその作品を再見しようとブリュッセルにも1泊した。しかし、残念ながらどこにも藤田の絵を見つけることは出来なかった。今度せめて当時の写真でも探してみることにしよう。

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2004年に<モンパルナス美術館>で催された<藤田展>のポスターだ。

Foujita

Musée Montparnasse のある一角はまるで設立当時、藤田が徘徊していた当時そのままかと思えるほど周辺に対して異質の空間となっている。

メトロ 4号線、6号線、12号線、13号線 Montparnasse-Bienvenüe  下車。Avenue du Maine 21 (写真右の前の通り) 。このあたり非常に分かりにくいので焦らずに落ち着いて探してください。

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<Musée Beaux- arts  de la ville REIMS >に行ってみよう。

2009年4月25日に君代の遺灰が礼拝堂に入ったこともあって企画されたのであろうと思われる 2010年4月1日から6月28日まで開かれた「 Foujita monumental ! Enfer et paradis (地獄と天国) と題する企画展」で展示された作品の一部が今も展示されている。
何れもすでに紹介済みのエソンヌ県にある Musée Foujita の所蔵である。

写真撮影は禁止だが粋な計らいによって3点5枚のうち2点2枚をゲットできた。

Musée Beaux- arts de Reims-1

Musée Beau-arts de Reims-2

Musée Beaux-Arts de Reims

Musée Beaux-arts de Reims

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<ランス大聖堂 Cathédrale Notre-Dame de Reims >は1959年に藤田が君代とともに洗礼を受けたところだ。心酔していたレオナルド・ダ・ヴィンチに因み洗礼名をレオナールにしたとされる。下の写真は<藤田の洗礼>と題して大聖堂の中に掲げられている藤田の略歴だ。

Cathédrale Notre-Dame de Reims

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ギャラリー・イグレックに展示中のポスター

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<パリ市立近代美術館 Musée d’art moderne de la ville de Paris >

久しぶりに パレ・ド・トウキョウ Palais de Tokyo の右翼に入っている<パリ市立近代美術館 Musée d’art moderne de la ville de Paris >を訪れた。
藤田嗣治の Nu à la toile de Jouy (1922) を観るために。

日本にも来たことがあるモンパルナスの<キキ>をモデルにした大作だ。

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<パレ・ド・トウキョウ>と名が付けられているのは日本が第一次大戦の同盟国であったことに拠る。セーヌ川に面する前の道はトウキョウ大通りと呼ばれていたが、
第二次大戦後ニューヨーク大通りと改名された。

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<国立近代美術館 Musée National d’Arts Moderne>

ポンピドーセンター内の<国立近代美術館 Musée National d’Arts Moderne>が所蔵する藤田嗣治 Léonard Foujita (1886-1968) の作品の一つで藤田が寄贈した (1951) もの。

戦後、日本を離れてアメリカ等に旅行した時のニューヨークでの作品、
<カフェにて Au café, 1949>。
藤田の白(乳白色)、平面的な視点、繊細な線、藤田の特徴を窺える代表作品のひとつ。

Au café, 1949 / Léonard Foujita / Musée National d'Arts Moderne

 上のポスターにある<カフェにて>とは明らかに別ヴァージョンだ。右手が異なるとか・・

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< 東京国立近代美術館>

東京国立近代美術館が所蔵している「藤田嗣治」の全作品の展示が同美術館で行われている(2015.09.19-12.13)。入場料:¥430。65歳以上は無料。東京メトロ/東西線 竹橋下車。

乳白色の肌(女)で寵児となった時期の作品<五人の裸婦 (1923) >と<タピスリーの裸婦 (1923:京都国立近代美術館蔵) >を観れた。愛猫が見上げる自画像 (1929) もあった。
<動物宴><ラ・フォンテーヌ頌( しょう) > (1949-60) は絵はもとより藤田自作の額縁に興味が行ったが、説明がなく、殆どの人は自作であることに気付かなかっただろうと思った。

写真は駄目なので、美術館のホームページからキャプチャーした<五人の裸婦>
真ん中に視覚を置いて、左から触覚・聴覚・味覚・嗅覚の5覚を5人の裸婦像で寓意したもの。

キャプチャ1

エッフェル塔百態 17  凱旋門屋上

   depuis  2001

凱旋門の上から見たエッフェル塔です。左端の金色のドームがアンヴァリッドで、その右の高層ビルが未だよい評判を聞かないモンパルナスタワーです。

右はイエナ大通り Avenue d’Iéna で、
イエナのロータリーを通過してイエナ橋に至るとエッフェル塔が目の前だ。左がマルソー大通り Avenue Marceau で、<自由の炎> のアルマ橋に出る。

卯の花会を始めて11年目・・・ギャラリーイグレック

  depuis 2001

2001年、21世紀に入って初めての5月1日から7日までの7日間、卯の花の咲き乱れる中<卯の花会>を始めてまる10年が経過しました。
今年の春は例年より少し遅いようで、卯の花も未だちらほら咲きでダイダイにいたってはまだつぼみ膨らむといったところです。昨年植えたモッコウバラは満開に近く、コデマリは満開、カシワバアジサイはまだ蕾が小さいです。
4月初旬のパリでは、オオデマリもコデマリもカシワバアジサイも既に咲いていましたが…

今年も卯の花会の開催は中止としましたが、秋にはロートンヌ展を開くことにしていますのでご期待ください。